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外壁調査報告書_赤外線カメラでの解析の報告
皆様、こんにちは。
「ドローン」と「赤外線カメラ」による建物診断を行っている(株)伸匠工業 ドローン事業部です。
今回は、以前ドローンと赤外線カメラにて撮影を行った外壁の解析状況と報告書の作成について
お伝えしようと思います。
撮影日:2024年3月29日 大規模改修に向けての外壁赤外線調査。
現場:コンソルテ下大利(福岡県大野城市)
報告書作成の大まかな流れとしては
①ドローン搭載の赤外線カメラで撮影した写真をFLIRの解析ソフトで確認できるように変換
※ドローン搭載の赤外線カメラで撮影したデータを変換後の写真
②以前導入した解析ソフトにて画像を貼り付けて、全体的に熱画像を確認し、健全部との温度差を確認
※図面上に熱画像を貼付けた写真。画像内の囲み線部に浮きが確認され、剥落リスクのあるものや経過観察レベルの浮きがありました。
③ピックアップした浮きと思われる箇所を熱画像の詳細としてまとめる。
※全体の熱画像より、ピックアップした写真。上記写真では、剥落リスクの高い浮きと経過観察レベルの浮きが確認されました。(⑨は、熱反射の影響を受けて温度が高くなっていると思われる)
そのほか、大規模改修前の調査として、
・可視画像から、クラックや損傷等がないか確認
※可視画像から、ひび割れや損傷部を確認した写真。今回は、クラックと足場繋ぎ跡が主に確認されました。
・共用部や1F廻りは、打診調査と赤外線調査を行い、損傷箇所を報告書(図面)にまとめる。
弊社として、このように各面ごとに解析を行い、報告書にまとめていきます。弊社は全員「赤外線建物診断技能士」の資格を持った調査員が調査に当たります。
今回は、マンションの赤外線調査の報告ですが、今後、高校、大学等の学校関係施設や県営住宅・駅ビル・分譲(賃貸)マンション・社宅・庁舎・病院なども対応可能ですので、幅広いご依頼をお待ちしております。
また、「ドローン」や「赤外線カメラ」での建物診断のご相談、お見積りは、
(株)伸匠工業 ドローン事業部にご用命いただきますよう何卒宜しくお願い致します(*^-^*)